Director’s Column

2013.06.03

「稲垣元則:427 Drawings」によせて

2013年6月15日より7月13日まで開催の稲垣元則展では
画廊の四方の壁いっぱいに
B4サイズのドローイング427作を展示します。
これは何十年も毎日描き続けた作家の生き方と心の軌跡。
稲垣は年末に写真展も控えていますが、ドローイングは少し意味が違います。
一般にドローイングはスケッチ的な意味や
本画に向かう為の習作というように使われます。
しかし僕にはやり直しなしの瞬発力の定着のように感じます。
それは時に激しく、時に静かに…
しかしそれらは迷子たちの模索ではなく、
間違いなくどこかへ行くための地図のようなものです。

猿や象の描いた絵はもちろん美しいのですが、
それ以上にはなれない。


稲垣元則:427 Drawings
2013.6.15 sat - 7.13 sat

>> 展覧会詳細はこちらより


ディレクター 林 聡