Director’s Column

2016.07.04

開花の時

種を蒔き大事に育ててまさに開花の時を迎える。
多くの種を撒き、育てている中の大切な一つが稲垣元則といえる。
不確かなものの中の確かなものは、その不確かさによって説明しにくい。
多くを見てもらわないといけない。多様なものを見てもらわないといけない。
自分でも言い切れないが、感性に強く訴えてくる稲垣作品を信じる。

そんな稲垣の三会期に渡る個展は、まさに開花の時を告げる企みでした。
フォト、ムービー、ドローイング、多くの心をとらえてしまった。

あ、ここにも「曖昧の海」が。

ディレクター 林 聡