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木村秀樹 Hideki Kimura

Period 4: Chestnut Park / Pool

2016.12.3 sat - 2016.12.24 sat

13:00 - 19:00 日曜・祝日休廊
closed on Sundays and National Holidays


  • Opening Party : 2016.12.3 sat 17:00 - 無料  ※ 終了致しました


木村秀樹-70年代の鮮烈なデビューから現在・未来に至る仕事。
現代版画を“超俯瞰”する計7回、4年間にわたるプロジェクト、
“Hideki Kimura: Project Periods 2015-2018”


20代の頃から国際的な版画展に出品し多くの賞を受賞、国際的にも高い評価を獲得。長年に渡り第一線で活躍を続けている日本を代表する画家/版画家、木村秀樹。特に70−80年代に制作された作品群は国内の主要美術館に収蔵されており、ご覧になられた方も多いと思います。

  ギャラリーノマルで昨年より始まった、木村秀樹の70年代から現在に至る仕事を、4年間計7回の会期(Period)で開催するプロジェクト、"Project Periods"。
このプロジェクトは、時代を越えてなお色褪せることのない魅力を放ち続ける70年代初期の作品から最新作までを、系統立て俯瞰的にご覧いただくことで、木村の思索の遍歴をたどり、その魅力に迫る試みとなります。

毎回、版画の新たな可能性を提示する新作を発表!
今回のプロジェクトでは、作品全体の中から10のシリーズを選び、当時と同様ないしは類似のポジ/版を用いて、木村の現在の視点からの新作シルクスクリーン作品を各ピリオドごとに制作、旧作と併せて展示します。10枚の新作版画作品は、会期の終了時(2018年を予定)、1冊のポートフォリオとして出版いたします。

なお、今回のプロジェクトでは、木村を古くから知る京都市美術館学芸員、中谷至宏氏に4年間、各回でナビケートをご担当いただき、客観的な視点からも木村の仕事の本質を探ります。

Period 4 : Chestnut Park / Pool の見どころ
Project Periodsの4回目となる今展では、木村が1990年前後に集中的に制作した「Chestnut Park (Chestnutのシリーズ)」と「Pool (風と雲のシリーズ)」、2つのシリーズに焦点を絞り、同シリーズでの試みを展示で振り返るとともに、四半世紀を経た現在の思考で新たな表現にチャレンジします。どうぞご期待ください!
 
作家コメント
1972年から現在に至る制作の展開を、7回の展覧会を通じて紹介します。私のこれまでの制作は、いくつかのシリーズの連続体/集合体と見なす事ができるかもしれません。"Periods" は、それ等のシリーズを、時系列に則して、合理的/回顧的に紹介する事を目指しますが、その事は逆に、各シリーズ間に、技法的、素材的、内容的、時間的な、浸潤、交錯、反復といった、分節化不可能性を再認識させる事になると想像しています。制作遍歴の中に、別の違和を発見し、新たな展開に繋げる事、これが "Periods" に託した木村の課題です。

第4回 Periodsでは、1989年~1995年の間に制作された作品から12点を選び展示します。「Chestnutのシリーズ」と「風と雲のシリーズ」と呼んでいるシリーズからの抜粋です。
そのピリオド(時期)の問題意識を要約するフレイズとして「キャンバスという場・絵画」「写真画像のユニット化」「ユニットによる構築」という3つが挙げられると思います。今回の展示は、断片的画像の培養から、そのユニット化を経て、さらにそのユニットによる空間構築の可能性を絵画と言う場に於いて探る、一連の流れを再検証する試みでもあります。

木村秀樹 Hideki Kimura

プロジェクトナビゲーター:中谷至宏(京都市美術館 学芸員)
1987年より京都市美術館と二条城に学芸員として勤務。専門は近現代美術史、美術館論、美術館史。「Parasophia: 京都国際現代芸術祭2015」キュレーター。1989年、「版から/版へ -京都1989-」展を企画し、木村秀樹をはじめとする17名の版表現を展示。


木村秀樹 “Hideki Kimura: Project Periods 2015-2018” スケジュール
2015年8月22日(土) - 9月5日 (土) ※ 終了致しました
 Period 1 : Pencil / Frosted Glass
2015年9月12日(土) - 9月26日 (土) ※ 終了致しました
 Period 2 : Waterbird / Tulip
2016年8月6日(土) - 8月27日 (土) ※ 終了致しました
 Period 3 : Fragments
2016年12月3日(土) - 12月24日 (土)
 Period 4 : Chestnut Park / Pool
2017年8月19日(土) - 9月16日 (土)
 Period 5 : Misty Dutch
2017年12月9日(土) - 12月28日 (木)
 Period 6 : Squeegeeing
2018年
 Period 7 : Charcoal / Future






作家略歴

1948

京都市に生まれる

1974

京都市立芸術大学西洋画科専攻科修了

1988

MAXI GRAPHICA 設立

 

文化庁派遣在外研修員として米国(ペンシルバニア大学美術学部大学院)に留学 (〜’89)

1998

京都市立芸術大学 教授 (〜’14)

2004

ispa JAPAN 2004 国際版画シンポジウム実行委員長

2008

大学版画学会 会長 (〜'09)

主な展覧会歴・受賞歴

1974

「第9回東京国際版画ビエンナーレ」東京国立近代美術館 / 京都国立近代美術館

 

 ※ 京都国立近代美術館賞受賞

1976

「第5回英国国際版画ビエンナーレ」ブラッドフォード, イギリス ※ 買上賞受賞

1978

「第7回クラコウ国際版画ビエンナーレ」クラコウ, ポーランド

1980

「日本現代版画アメリカ展 “21人の版画家展”」クリーブランド美術館, オハイオ, アメリカ

1982

「ビルバオ国際グラフィックアート展」ビルバオ, スペイン ※ 第2席受賞

1983

「今日の作家シリーズ『木村秀樹近作展 ···水鳥は··· 』」大阪府立現代美術センター (個展)

1986

「第9回英国国際版画ビエンナーレ」ブラッドフォード, イギリス

 

 ※ 国立ウェストミンスター銀行賞受賞

1987

「第2回和歌山版画ビエンナーレ」和歌山県立近代美術館 ※ 大賞受賞

1988

「MAXI GRAPHICA」京都市美術館

1989

「ユーロパリア ジャパン 現代日本美術展」ベルギー王国ナミュール市立文化センター, ベルギー

1992

 公益信託タカシマヤ文化基金 新鋭作家奨励賞受賞

1995

「戦後文化の軌跡」目黒区美術館, 東京

1999

「半透明」京都市美術館 (個展)

2000

「写真と美術の対話」東京国立近代美術館フィルムセンター, 東京

2001

「EXTENSION / MAXI GRAPHICA」京都市美術館

2002

「現代・版 展」芸術の森美術館, 札幌

 

「Translucency 2nd」ノマルエディション/プロジェクトスペース, 大阪 (個展)

2004

「HANGA 東西交流の波」東京芸術大学大学美術館, 東京

2006

「表面の意志」京都市美術館

2008

「MAXI GRAPHICA/Final Destinations」京都市美術館

 

 財団法人中信美術奨励基金 京都美術文化賞受賞

2009

 京都府文化賞 功労賞受賞

 

「第21回京都美術文化賞 受賞記念展」京都文化博物館 

2010

 イムラ・アートギャラリー, 京都 (個展)

2011

 イムラ・アートギャラリー東京 (個展)

2012

「Redefining the Multiple-13 Japanese Printmakers」

 

 テネシー大学付属Ewing Gallery 他、全米各地を巡回 (-'15)

2014

「Charcoal」京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA, 京都 (個展)

 

「木村秀樹のいない木村秀樹展 Layering」ギャラリーノマル, 大阪

2015

「半透明の皮膜による絵画」イムラ・アートギャラリー, 京都 (個展)

 

「木村秀樹 Period 1 : Pencil / Frosted Glass」ギャラリーノマル, 大阪 (個展)

 

「木村秀樹 Period 2 : Waterbird / Tulip」ギャラリーノマル, 大阪 (個展)

2016

「Misty」Galerie Grand Siècle,  台北,  台湾 (個展)

 

「木村秀樹 Period 3 : Fragments」ギャラリーノマル, 大阪 (個展)

その他の活動

2000

 自作の展開について発表, “Y2K国際版画シンポジウム” 台北, 台湾

2001

 ミスティダッチシリーズについて発表,

 

  “Crossing Boundaries East-West Symposium in Print Art” ポートランド, アメリカ

2004

 “ispa JAPAN 2004” 国際版画シンポジウム実行委員長,

 

  町田市立国際版画美術館 / 東京芸術大学

2007

 Visiting Artistとして、レクチャーと現地制作, University of Calgary, カナダ

 

「関西現代版画史」編集委員 「MAXI GRAPHICA 版画という謎」執筆

2010

「版画とコンピュータ」レクチャー, “The Futurity of Contemporary Printmaking”,

 

  シンポジウム, 國立台湾師範大学

2011

「井田照一の版画展(京都国立近代美術館)カタログ」執筆

 

 PATinKyoto・京都版画トリエンナーレ, アドヴァイザー

2012

 Sam Yates と共同企画, “Redefining the Multiple”,

 

  E-wing Gallery, The University of Tennessee

2013

「阿波紙と版表現展2013」キュレーター

2016

“第2回 PATinKyoto・京都版画トリエンナーレ2016”実行委員会 委員長

主なパブリック・コレクション

京都国立近代美術館 / 東京国立近代美術館 / 京都市美術館
京都市立芸術大学 / 和歌山県立近代美術館 / 徳島県立近代美術館
兵庫県立近代美術館 / 富山県立近代美術館 / 滋賀県立近代美術館
国立国際美術館, 大阪 / 町田市立国際版画美術館, 東京
ブラッドフォード市立美術館、博物館, ウヱストヨークシャー, イギリス
大英博物館, ロンドン, イギリス / フィラデルフィア美術館, アメリカ
カルガリー大学付属ニックル美術館, カナダ / 國立台湾師範大学, 台北, 台湾