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2017年5月13日(土) - 6月10日(土)

植松奎二 Keiji Uematsu:見えない重力 Invisible Gravity

国内外で目覚ましい評価を得ている植松奎二、
待望の3年ぶりとなるギャラリーノマルでの個展


ギャラリーノマルにて3年振りに開催する植松奎二の新作展。
今展では木材とロープのみで構成された迫力あるインスタレーションと、10mもの長さとなるドローイング作品を中心に、植松が長年追求している「重力」を視覚化した彫刻・ドローイング作品を通して、“知覚を超えた発見の場”を皆さまにご覧いただきます。

2013年の中原悌二郎賞受賞以降、2014年にニューヨーク近代美術館への作品収蔵、2015年韓国での大規模な個展の開催、昨年にはテートモダンでのグループ展参加をはじめ、ロンドン、パリ、デュッセルドルフでの個展など、この数年来、海外での評価がさらに高まっています。

常に高い意識と衰え知らずの情熱をもって新たな表現に挑む植松奎二の新作展を、是非ともご高覧ください。


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作家コメント
世界の構造、存在、関係をよりあらわに見えるようにして何かを発見したい、見えないものを見えるようにしたいといつも思いながら制作してきた。それは、ときには物と物との間にある重力、引力といった目に見えない普遍的な力への関心であったり、根源的なものと宇宙的な力への素朴な関心である。そして自然や地球、宇宙といったものに囲まれている、人間の存在に対する問いかけである。

今回の個展のテーマは「目に見えない重力・Invisible Gravity」。 ー 僕達の感覚の根底には無意識のうちに重力感覚があるー
目に見えない重力、引力を目で確かめることの出来る重力のかたちの場がつくられる。重力の場から地球と宇宙、自然と人間の存在に関わる関係を示すような、小さな宇宙空間を画廊の中に創り出すことを考えている。
我々は重力、引力がなければこの地球上に存在出来ないように、宇宙も、太陽と地球も、星と星も目に見えない大きな重力場によって存在を決定づけられている。
重力こそこの世界に、宇宙にとって最大の拘束条件であり、それは世界の方向性の軸と、構成軸としての垂直と水平を表わす。
「目に見えない重力・Invisible Gravity」の個展会場では、私達の持っている常識的な視覚を覆し、知覚を超えた発見の場を空間の中につくり出すことが出来ると思っている。

植松奎二 Keiji Uematsu