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2004.5.29 sat - 6.26 sat

稲垣元則 Motonori Inagaki
common
  • オープニング・パーティー 2004.5.29 sat 17:00-



稲垣元則は、2002年に開催された当ギャラリーにおける展覧会から映像作品を手掛けるなど、従来のドローイング中心の制作から幅を広げ、意欲的に作品を発表しています。

今回の展示では、日記のように日々描いているドローイング112点と、デカルコマニーの手法を使った150号サイズの油彩作品に加え、新作の映像作品を展示。また、製本された白紙の本に油彩や鉛筆によってドローイングしてゆき、一冊の本としての体裁をもつ、流れをもったドローイング集も発表されました。



作家コメント

私がドローイングを好んでするのは肉声に近い生々しさがあり、現実的であると同時に、非常に柔軟で融通のきくものであるからだ。ドローイングは独立し、完成した作品である。
以前から継続しているB4サイズのコピー用紙に描かれたドローイングは、同じサイズという制約された中で日々繰り返される。それはサイズや素材を問題にする事よりも、つねに新しいイメージが定着され続けることが出来るかを問題としている。
ビデオ作品も紙のドローイングと同じ試みで作品として成り立たせている。もちろん紙での仕事とは方法が違うが、精神的運動は同じである。
ここにあるイメージはぶよぶよとしてやわらかい。

稲垣元則 Motonori Inagaki