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2006.2.25 sat - 3.18 sat

名和晃平 Kohei Nawa
AIR
  • オープニング・パーティー 2006.2.25 sat 17:00 -



2005年はアジアン・カルチュラル・カウンシル (ACC)の助成により4月より半年間、ニューヨークでの滞在制作、発表に加えスペインのバレンシアビエンナーレにも参加し現地での作品の制作、発表の機会も得るなど活動の場を海外へ広げました。また、愛知万博にも作品を出品するなど注目を集める年となりました。

今展はニューヨークからの帰国後、関西初となる全作品新作での個展となりました。今回は、竹中工務店東京本店の新社屋にコミッションワークとして入った「AirCell」の新作をcubeで展示。積層したアクリル板の表面に規則正しく並んだグルーの粒は静止しているにもかかわらず、作品に這わした視線の動きに追従するかのような表情をみせ、見るものに刺し迫ってくる勢いをも与える作品です。
また、シリコンオイルを充填したアクリル製の柱状の作品がloftに出現。この作品はシリコンオイルの中をゆっくりと落ちていく水の滴を立体的に視角化させます。この他、ガラスビーズの新作をエディション作品として発表。
固体と液体の異なる「Cell」によって表現された、名和晃平の新たな展開を予感させる展覧会となりました。




All photo by Haruo Kaneko