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2010年2月13日(土)- 3月13日(土)

稲垣元則 展「phase」
  • オープニングパーティー 2月13日(土)17:00~

  • ライブパフォーマンス   映像上映(稲垣元則 +.es+ 辻村浩司)"phase_timescape Session!"  2010年2月26日(金)19:30~ ¥1,000.(Inc.1 drink)

大小70点に及ぶ、モノクロ-ムの手焼きプリントが一見ランダムに配置された展示。会場全体を通して同展のテーマである「phase-位相」(作家ー対象との関係に潜む視覚性、時間性などの変化・ズレ)を感じとることの出来る、深遠な稲垣の作品世界に深く入り込むようなインスタレーションとなりました。

-Artist’s Statement-
撮影する目の前の風景は、大きなものでもなく小さなものでもない。
私と被写体のバランスは常に同等でなければならない。そこに自分を投影している訳ではないが、自分の身丈や状態は被写体と密接な関係を持っている。
繰り返し撮影するとそれぞれの間に時間が生まれ、その時間の上にある前後関係がイメージに制限を与えたり、不自由にしたりする。
しかし、その時間の流れとは全く別の変化を捉える事もできる。その変化は内面からくる視線であったり、物事の抽象性であったりする。そこをうまく抽出する事ができれば、時間的な制限や不自由さは裏返り、解放される。
瞬間を捉えて作品が生まれるのはシャッターを押した瞬間ではなく、暗室作業の中にある。シャッターを押した時は自分が何をしているのかはっきりとは理解していないが、そのネガをプリントしているときは自分の行為が理解できる。その中にある時間と身体の機能によって理解できることはまさにドローイングと同じ感じがする。

稲垣元則