
山田 佐保子
Sahoko Yamada
2000.2.4(fri) - 2000.3.9(thu)
13:00 - 19:00 日曜・祝日休廊
Closed on Sunday and National Holiday
山田佐保子は、嵯峨美術短期大学の研究生を修了、現在京都市立芸術大学の大学院に在籍する若手の作家ですが、1998年にキリン・コンテンプラリー・アワード'98にて奨励賞を、また1999年には、スェーデンにおける「Japanese Contemporary Printmaking-Hokusai's Grandchildren」にてインターナショナル・アワードを受賞。今最も注目される若手作家の一人であり、ここ数年の活躍に大いに期待が寄せられています。
作家コメント
被写体をさまざまな角度、部分、深さから写真に撮り、それらを組み合わせて立体にしています。それは被写体のそっくりそのままの再現というよりは、部分の集まったいびつな全体です。写真に写っている色やかたちを目と手でなぞる作業なのですが、それはそのまま私が目に映る世界をどう見るかということにも重なってきます。また印画紙上に焼き付けられたイメージをこの空間にものとしてもちこむこと、つまり二次元と三次元を行き来することで、イメージともののあいだやズレ、多様な視点をさがしています。
山田佐保子 Sahoko Yamada