豊富春菜展
Haruna Toyotomi Solo Show
豊富 春菜
Haruna Toyotomi
2001.10.5(fri) - 2001.11.3(sat)
13:00 - 19:00 日曜・祝日休廊
Closed on Sunday and National Holiday
内覧会 2001.9.29 sat 16:00 -
オープニング・パーティー 2001.10.5 fri 18:00 -
レクチャー (清水 穣+田中朝子+豊富春菜) 2001.11.3 sat 16:00 -
今年2月よりスタートした"Nomart Projects 2001"の最後を飾る豊富春菜の展覧会。
豊富はこれまで主に映像を用いた作品を製作してきました。今回は、新たな試みとしてバックライトフィルムに出力した映像+オイルペインティングのオリジナル作品に加え、出力した映像+シルクスクリーンの版画作品を制作、展示しました。
[若手作家育成プログラム / Nomart Projects 2001]
今年度、プロジェクト・スペースでは新人作家の展覧会を開催いたします。これらは現在までのレギュラー作家以外の新人発掘の意味もありますが、単なる発表会ではなく、自分の作品を人に見てもらい、評価をもらい、さらに購入してもらう…という美術家のプロセスを、若い作家と工房が共同で実践していく試みでもあります。
共同企画者は、評論家・清水 穣(しみず・みのる)氏。昨年1年をかけて、清水氏は主として関西圏の各美大をまわり、在校生・卒業生の作品を実際に見て、作家本人とも話し合った上で出品作家を選定。関西の若手の「今」を凝縮し、新しい文脈を探る展覧会企画となっています。
「プロジェクト1」では、プロジェクトのスタートにあたり、4つのテーマによる4本のグループ展を開催。各テーマにつき1週間の会期、2/17より毎週土曜日オープンで、その日に清水氏による各テーマに沿ったレクチャーを毎回行います。
「プロジェクト2」では、春〜秋にかけて、1作家約1カ月の会期で、4作家の個展を開催。この際、オープンの1週間前の土曜日に、マスコミ各社やディーラーへの紹介を意図とした「内覧会」を開きます。
今展キュレーター: 清水 穣 Minoru Shimizu
1963年東京生まれ
東京大学大学院修了後、1988-1991年ドイツ政府給費留学生としてドイツ留学、1992年から同志社大学で教える。1998 - 2000年ケルン大学客員研究員として再びドイツに滞在。
主な専攻分野は現代音楽論、写真論。BT美術手帖、InterCommunication などに批評や展覧会評を掲載する。
主な著訳書に『写真論・絵画論 ゲルハルト・リヒター』(淡交社, 1996年)『シュトックハウゼン音楽論集』(現代思潮社, 1999年)『ゲルハルト・リヒター・一つの基本モデル』(ワコウ・ワークス・オブ・アート, 2001年)など。