Educational

中原 浩大
Kodai Nakahara

2017.1.7(sat) - 2017.2.4(sat)
13:00 - 19:00 日曜・祝日休廊
Closed on Sunday and National Holiday





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○ Opening Party : 2017.1.7 sat 17:00 -
  終了後、オープニング・パーティーを開催

○ 1F展示入れ替え
  [前期 (2才~幼稚園):1月7日 - 21日]
  [後期 (小学校~):1月23日 - 2月4日]

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ある国のある時代、ある家庭に生まれ育っていく一人の子どもが幼い日々に描いたものたち。
ある国のある時代、ある家庭に生まれ育っていくありふれた一つのサンプルとして眺めてみる。
中原浩大


つねに“おもいもよらぬ試み”を仕掛け、美術の枠組みにことごとく一石を投じてきた中原浩大。80年代から変わることなく真摯に美術と向き合う姿勢、そして産みだされた作品は、各時代を通してアートシーンに多大な影響を与え続けています。

2012年に伊丹市立美術館で開催された個展「中原浩大 Drawings 1986-2012:コーちゃんは、ゴギガ?」、続く13年のギャラリーノマルでの個展「What do you draw in addition?」では、中原が1980年代後半から現在までに描いた“ドローイング”に焦点を当て、立体や他作品とは違った視点からその魅力の深層に迫る試みとなりました。

そして今回、ノマルでの約3年振りとなる展覧会では、さらに年代を遡り、中原が幼少期に描いた膨大な数の「絵」を本邦初公開、会期を2期に分けて一堂に展示いたします。

今展では1Fのメインスペースで幼少期の作品を展示、2Fレセプションルームでは大人になってからのドローイング作品等を展示することで、時代を越えて中原の「絵」の遍歴を辿っていただきます。
幼少期の絵の中でも、年代や描かれた背景によって、様々な表情や時々の心の機微が読み取れます。また、今展のタイトル「Educational」も当時の絵を見る上で重要な要素となっています。

このような試みは中原にとって今回が初めて。またギャラリーとしても前例のない展覧会となります。
まだ誰も見たことのない、中原浩大の基礎となるアートワールド。 大変貴重な機会となります。