WARP

山田 千尋
Chihiro Yamada

2023.8.5(sat) - 2023.9.9(sat)
13:00 - 19:00 日曜・祝日休廊
Closed on Sunday and National Holiday





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夏期休廊:8月11日(金・祝) - 15日(火)
Summer Holidays:2023.8.11 fri - 15 tue



■ Closing Live : WARP
 2023.9.9 sat, open 19:00 / start 19:15 -
 charge : adv. ¥2,500. / door ¥3,000. *予約制 By reservation only
 act : sara (.es), piano & 山本精一 Seiichi Yamamoto, acoustic guitar / percussion
 >>イベント詳細

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ー新進気鋭の画家・山田千尋、3年連続3回目となるノマルでの個展ー
記憶とイメージを軽やかに移動(WARP)する、新たなビジュアルでの新作展

山田千尋は2016年に京都市立芸術大学美術学部美術科油画専攻を卒業。以降、絵画と自己の表現を模索・探求しながら、独自のスタイルを確立しつつあります。
関西での若手作家の登竜門と言われる年初の京都府新鋭選抜展では毎日新聞社賞を受賞し、飛躍を予感させる2023年の年初めとなりました。

通常目を向けられることのない歪なモチーフ(例えば傷口のディティールや動物の遺骸)などを、軽やかな色彩と薄い層でありながら独特な質感を感じさせる筆跡で描く山田の絵画は、その視点のユニークさだけでなく、物事をあらゆる角度から偏見なく捉え、かけがえのないものへと昇華する彼女の思考そのものと合わせて、多くの共感と人気を獲得しています。

今展では、ここ数年モチーフとしていた具体的なイメージから一旦離れ、自身の幼少の頃などの記憶や過去の写真、絵画などから題材をとり、過去・記憶 / 現在・眼前のモノ、などのイメージが混然一体となった新作絵画による展示を予定。WARPと題した今展タイトルにあるように、時空を超えたビジュアルの世界を、抽象化した大小様々の風景や静物画で表現します。

時代を担う作家として今後の活躍が期待される若手作家・山田千尋が新たな展開にチャレンジした渾身の展覧会、ぜひともご注目ください。


[Artist Statement]

絵を見るとき、これまで見てきた景色と、今そこにある絵とを重ね合わせることによって、私はその絵を認識します。
それは、絵に、時間や空間を行き来させる機能があるとも言い換えられるなと思いました。

展示空間と絵画空間、またはさまざまな時間や記憶を行き来できるもの作りたいなと思い、今回、ワープというタイトルの展覧会をすることにしました。

山田千尋 Chihiro Yamada