枝とともにーInvisible / Visible - Energy
With a branch ー Invisible / Visible - Energy

植松 奎二
Keiji Uematsu

2024.5.11(sat) - 2024.6.8(sat)
13:00 - 19:00 日曜・祝日休廊
Closed on Sunday and National Holiday






■ Opening Party : 2024.5.11 sat, 18:00 - *予約, 料金不要

■ Closing Event | sara (.es) Solo Improvisation Live ‘'Energy (エナジー)"
  2024.6.8 sat, open 19:00 / start 19:30 -
  charge: adv. ¥2,000. / door ¥2,500. *予約制
  act: sara (.es)

  >> Closing Event詳細・ご予約

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前回2019年の個展以降、2つの美術館での大規模な個展を経てさらに表現の奥行きと幅を増した植松奎二。ギャラリーノマルでの5年振りとなる待望の個展を開催いたします。

植松奎二は70年代より現在までドイツと日本を拠点に国内外で精力的に活動。1988年の第43回ヴェネチア・ビエンナーレへの参加をはじめ、2014年ニューヨーク近代美術館の作品収蔵、2016年テートモダンでのグループ展参加や、ロンドン、パリ、デュッセルドルフ、ニューヨーク等で定期的に個展を開催しています。一方国内では2013年に中原悌二郎賞を受賞。近年では2021年の芦屋市立美術博物館、2022年の鹿児島県霧島アートの森での個展など公立館での大規模な発表を通して国内外での評価をさらに高めています。

今回の個展では、植松が長年に渡り関心を持って取り組んでいる、重力や引力など目には見えない普遍的な力の可視化に加え、新たなコンセプトとして、"エネルギー"の繋がりや伝達・移行の視覚化を通した発見や問いかけを、"生命の象徴としての「枝」"をモチーフとした新作の立体・レリーフ・ドローイングで表現します。
天井の高いギャラリー空間全体を使い、見る人に驚きとともに新たな気付きを促す、植松らしいダイナミックで洗練された展示内容となります。

長いキャリアを通し一貫して高い意識と情熱をもって新たな表現に挑む植松奎二の新作展を、是非ともご高覧ください。


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作家コメント (植松奎二 Keiji Uematsu)

Invisible / Visible -Energy

私は世界の構造、存在、関係をよりあらわに見える様にして、何かを発見したい、見えないものを見える様にしたいと思いながら制作してきた。
それは時にはものとものとの間にある重力、引力といった目に見えない普遍的な力への関心であったり、根源的なるものと宇宙的な関心であった。

今回は今までのコンセプトに見えないエネルギーの繋がり、伝達、移行、連続の様なものが加わった。
それらでもって自然や地球、宇宙といったものに囲まれている人間の存在に対する問いかけを続けていきたい。