能勢伊勢雄 ティンクトゥーラ展 - ゲーテ色彩論から

2014年11月29日(土) - 12月13日(土)
13:00-19:00 日曜休廊

ゲーテの「色彩論」を軸にした展覧会。ゲーテの色彩論を体験すべく、ワークショップ及びコンセプト作品を展示。また、能勢氏の新作版画もノマルの工房で制作・展示予定。
会期中はウォールドローイングの制作工程をご覧いただけます。
※12月6日(土)は17時より、関連イベント「公開レコーディング Tinctura」のため、一般展示は17時までとさせていただきます。以後はお入りいただくことはできません。何卒ご了承ください。

ワークショップ:11月29日(土) 15:00- 料金 ¥2,000.-(材料費込)

  要予約(11/15迄・定員20名)予約先:info@nomart.co.jp

 ゲーテ色彩論の基礎を、現代美術作家・松井智惠がワークショップのために描き下ろした作品の模写
 を通して体験していただきます。参加者がワークショップで制作した作品は展覧会会期中、壁面に
 展示します。

 当初、ワークショップの複写モチーフには現代美術作家・中原浩大による作品を予定しておりましたが、
 諸事情により、12/20 (土)よりギャラリーノマルで個展を開催する松井智惠に変更となりました。

オープニングパーティー:11月29日(土) 19:00 - 無料

協力:大阪ドイツ文化センター (Goethe-Institut Osaka)
   ターナー色彩株式会社


参考図版:ゲーテ色彩環

関連イベント

12月6日(土)

公開レコーディング Tinctura

16:30 open 17:00 start(17:00を過ぎるとご入場いただけません) 料金 ¥2,000.-

要予約(11/30迄・定員30名)予約先:info@nomart.co.jp


.es (ドットエス)のsara (ピアノ)と4名のゲストミュージシャンによる公開録音。「ティンクトゥーラ」をテーマに、内なる色 (音)を描く。音源はアルバム「Tinctura (ティンクトゥーラ)」としてリリース予定。

 第1章:sara+佐谷記世 Cello
 第2章:sara+河端一 (Acid Mothers Temple) Guitar
 第3章:sara+Yung Tsubotaj (EP-4) Perc.
 第4章:sara+橋本孝之 (.es) Alto Sax
 第5章:sara Solo Piano
 

【sara】
5歳よりピアノを始める。15年以上クラシックピアノを学びつつ、中学時代よりギター、キーボードにてロック、ブラックコンテンポラリー、エンターテインメント系のバンド活動を行う。90年代初頭よりバンド活動停止、その後フラメンコの踊りを始め現在も続けている。2009年よりギャラリーノマルをホームとした.es (ドットエス)にて即興演奏 (ピアノ、カホン等)を開始。触れてきた全音楽、フラメンコの精神性、現代アートとの接点、全てを生かせる究極のスタイルが即興であることに開眼し現在に至る。ピアノの新境地を拓く試みとなるアルバム「Tinctura (ティンクトゥーラ)」制作に意欲を燃やす。
https://www.nomart.co.jp/dotes

【佐谷記世 (さたに きよ)】
3歳よりチェロをはじめる。美術、芸術全般に興味をもち、美学・芸術学を大阪大学文学部、のちに大学院文学研究科で学ぶ。博士後期課程単位取得退学 (芸術学修士)。
大学院在学中よりザ・フェニックスホールにて勤務、演奏会の企画・運営に携わる。現在フリーで演奏会企画、チェロの指導に携わる。
チェロを日比野忠孝、野村武二、杉山實、藤森亮一の各氏に師事。近年は古楽器ヴィオラ・ダ・ガンバを頼田麗氏に師事。
ノマルとピアノのsaraとの親交は23年前にさかのぼる。

【河端一 (かわばた まこと)】
欧米にて絶大な支持を受けるサイケデリックロックバンド「Acid Mothers Temple」を率い、その轟音超高速ギタリストとして認知される一方、ソロ活動に於いては、弓弾きやグリッサンドギター等を駆使し、ギタードローンの開祖としても広く知られる。1978年に自作楽器と電子音による作品を細作発表以来、様々なユニットを結成しては、世界中より膨大な数の作品をリリース、また欧米を中心に精力的にツアーも行い、その活動の全貌把握は困難を極める。Gong、Guru Guru、Silver Apples、Nik Turner、Damo Suzuki、Träd Gräs och Stenar 等、サイケデリック・オリジネーター達との合体、Rosina de Peira、Marc Perrone、Andre Minvielle、Beatritz 等、南仏オクシタン・トラッドミュージシャン達との共演をはじめ、その他セッション活動もジャンル問わず多岐に渡る。
www.acidmothers.com/

【Yung Tsubotaj (ユン・ツボタジ)】
1960年、京都生まれのパーカッショニスト。'82年に「EP-4」に加入。その活動と並行して'84年にリーダーGroup "Unit4"を結成。 '01年に活動を停止するまでの17年の間に多くのプレーヤーを起用し、実験的な音楽アプローチを展開。ソロ活動に移行した現在も、Unit4のコンセプトそのままに、プレイヤーとして様々なミュージシャンや役者、ペインターやDJと共演を続けている。近年は、ししおどしにヒントを得て、竹筒を楽器と称して打楽器群に加え、独自の世界を構築している。また、打楽器以外に、直接的な日本語で「喋る」という独特のパフォーマンスによりメッセージを発信し続けている。

【橋本孝之 (はしもと たかゆき)】
サックスプレイヤー。2009年、即興演奏ユニット「.es」(ドットエス)で演奏活動を開始。2013年、アルバム『void』をPSF Recordsよりリリース、海外でも高い評価を獲得する。
2013年にはNomart Editionsよりソロアルバム『COLOURFUL - ALTO SAXOPHONE IMPROVISATION』を発表。新しいフリー・インプロヴァイズド・ミュージックを、21世紀の美しい音楽として日本から世界に提示すべく演奏活動を行う。
https://www.nomart.co.jp/dotes


sara


佐谷記世


河端一


Yung Tsubotaj


橋本孝之