*前回ライブは定員15名でしたが、今回ライブは10名予定です。
 感染状況によっては中止の可能性もあります。


Nana Kuromiya Solo exhibition "カタストロフの器 / Vessel of Catastrophe" Closing LIVE

Catastrophe
2020.9.12 sat Open 19:00 / Start 19:30-

料金:¥2,000
会場:Gallery Nomart (ギャラリーノマル) >> Access
出演:.es (ドットエス 橋本孝之 & sara)  >> .es Website


破壊 / 再生

世界の不穏が否応なしに日常へと流れ込む今、 ただそれを悲劇や災禍と耐え忍ぶのか?
直視する、受け入れる、そして契機とする態度でありたいー
VOCA2020佳作賞受賞作家、黒宮菜菜個展「カタストロフの器」最終日、 ギャラリーノマルの空間へ.es(ドットエス)もまた、次なる物語を描きます。

*COVID-19感染予防対策について


ご予約される方は、下記の予約フォームもしくは、
お電話 (Gallery Nomart:06-6964-2323)からご予約くださいませ。
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[展覧会情報]

Vessel of Catastrophe
2020.8.1 sat - 9.12 sat
13:00 - 19:00 / 日曜・祝日休廊
夏期休廊 Summer Holidays:2020.8.13 thu - 16 sun

作家コメント

『カタストロフの器』によせて

「カタストロフ」とは、予期せぬ破滅や悲劇を意味する言葉であるが、そこには、破滅や破綻があったからこそ未来の再生や生命の華やぎを想起する契機としての意味も含まれていると考える。悲劇を転換させる起点としてあるのもまたカタストロフではないだろうか。
今回の展覧会では、このカタストロフとそれを受ける「器」という言葉をタイトルに入れた。わたしの近年の油彩作品には、キャンバスの周りに額縁のような形態の厚い絵具層の土手がある。これは、キャンバスを寝かせた状態にして、画用液を上から注ぎ込んだとき、液がキャンバスの側面からこぼれ落ちてしまわないように導入した方法である。制作の過程上表れたこの土手は、ヒタヒタに注いだ画用液を留まらせる役目を果たしており、その姿はまるで器のようだ。よって、タイトルにある「器」は、わたしにとっての絵そのものを意味する。
カタストロフが絵の中にある状態。
わたしの絵は、ある種の物語性(小説、悲劇、喜劇、登場人物、人間の性、生と死)をモチーフとしているが、絵具で描いたイメージは画用液の侵入によって消えたり、滲んだり、ぼやけたりと破綻を繰り返す。予測のつかないイメージの崩壊と、それを別の形へと再生しようとする自身の意思。その相互関係によって絵は完成していく。カタストロフの状態が物語という側面と技法的な側面との両方を孕んで絵の中で蠢いている感覚である。

本展覧会では、新しいイメージの展開として「崖の上」シリーズと「橋の上」シリーズも発表する予定だ。これら一連のイメージは、サスペンスドラマによく登場する崖の上でのクライマックスシーンや物語に転機が訪れる橋の上のシーンから着想を得たものである。追う者、追われる者、暴く者、語りかける者、思いとどまる者、とどまれない者、傍観者。そして秘密や告白や挫折や希望。人間の性が様々な形で行き交う場所。メタファーとしての崖の上と橋の上である。

黒宮菜菜 Nana Kuromiya

黒宮 菜菜 Nana Kuromiya >> Artist

>> 展覧会詳細



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【Live】2020.9.12 sat Gallery Nomart

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