池垣 タダヒコ
Tadahiko Ikegaki
2015.4.18(sat) - 2015.5.16(sat)
13:00 - 19:00 日曜・祝日休廊
Closed on Sunday and National Holiday
池垣タダヒコは、真面目で素敵な紳士です。(かのように見える)
池垣タダヒコは、決して派手ではないが
着実に素晴らしい作品を制作し発表してきた。(かのように見える)
池垣タダヒコは、彫刻家である。
そして素晴らしいドローイングも描く。(かのように見える)
僕は、池垣タダヒコが、とんでもない人間であることを知っている。
人間性も作品も想像を超え、もはや宇宙。日本とメキシコ(1974~1977年滞在)と、スペイン(2009〜2010年滞在)の混血で生まれた突然変異なのか。
池垣的非日常世界、そこは祝祭と混沌にあふれている。
今回、平面と立体が対になった作品を中心に、
ギャラリーノマルで初の個展を開催する。
2次元3次元の枠を超えた新しいディメンションの出現を
体感してほしい。
ー ギャラリーノマルディレクター 林聡
作家コメント
時間がありません。もっとゆっくり出来たハズなのに。
もっと余計なものを作ったり出来たハズなのに。
何か一つに限らねば成りません。判断せねばなりません。
どうでも良いものと決別しなければなりません。
ケチだから捨てられません。余計なもので制作スペースが無くなりました。
楽園の様な所で木の実でもツイバネながらゆっくり流れる時間を味わった方が良いのか、
はたまた、せかせかあれやこれやと関わった方が良いのか解りません。
どちらの方が早く時間が経つのだろう。
過去の多くの偉大な作家の例を参考にしなければなりません。
作家って、作り続けてバタンと倒れてあの世に行くのが冥利に尽きるのだろうか。
そろりとどうでも良いが迫ってきました。
なんとかせねばと言う気持ちともうどうでも良いという気持ちの
最後のせめぎ合いになってきました。
そしていつものようになんとかなるのでしょう。
ブラジルのワールドカップのサッカー場の建設は試合迄に間に合ったみたいね。
知り合いからノマルは広いし大変ね。とメールが来ました。
海ほど広いんかい。
2015年2月20日の様子 池垣タダヒコ