メンバー|Members

藤本由起夫|Yukio Fujimoto

1950年名古屋生まれ。70年代よりエレクトロニクスを利用したパフォーマンス、インスタレーションを行う。80年代半ばより身の回りのオブジェを用いた音の出る作品の制作を開始。発音装置としてのオブジェのみならず、音そのものの場への作用を作品とする。音←→音楽の循環が主要なテーマとなる。
2度のヴェニス・ビエンナーレ選出など、国際的に高い評価を得ている。

主な展覧会:1990年「屋上の耳」児玉画廊, 大阪(個展)、1997年「美術館の遠足 1/10」西宮市大谷記念美術館, 兵庫(個展 / 以降’06年まで各年開催)、2001年「第49回ヴェニス・ビエンナーレ」日本館, ヴェニス, イタリア、2007年「第52回ヴェニス・ビエンナーレ国際展部門」アルセナーレ会場, ヴェニス, イタリア、同年「+/−」国立国際美術館, 大阪(個展)、2013年「無何有郷-ユートピア-」四国村ギャラリー, 香川

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.es(ドットエス)|橋本孝之 & sara

2009年、大阪の現代美術画廊「Gallery Nomart(ギャラリーノマル)」をホームに結成。橋本孝之(alto sax, guitar)+sara(piano, others)の二人によるコンテンポラリー・ミュージック・ユニット。 現代美術ディレクター林聡がプロデュース。
結成当初より美術作家、前衛音楽家、ダンサー、映像作家、デザイナー、詩人等、他ジャンルとのコラボレーションを展開。東京と大阪を中心に演奏を行っている。
音楽領域においては、即興、ノイズ、電子音楽、ジャズ、ロック、クラシックなど国内外のミュージシャン達とのコラボレーションによって生まれるボーダレスな世界ー“音”と“音楽”の間(ま)で交錯する感覚を表現する。

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Photo. Motonori Inagaki

ギャラリーノマル|Gallery Nomart

1999年開廊。“SENSES COMPLEX”をコンセプトにする株式会社ノマルが運営する、国内外で活躍する現代美術作家を取り扱う企画ギャラリー。

取扱作家・作品:木村秀樹/植松奎二/片山雅史/蔡國強/大島成己/中川佳宣/中原浩大/伊庭靖子/今村源/名和晃平/稲垣元則/田中朝子/豊富春菜/渡辺信子/中西信洋/大西伸明/北城貴子/榎忠/藤本由紀夫/.es(ドットエス)/三宅砂織/永井英男/今村遼佑/Thomas Neumann/松井智惠/池垣タダヒコ 他

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ZBO|Zinc Buckets Orchestra

2013年10月、 藤本由紀夫+コンテンポラリー・ミュージック・ユニット.es (ドットエス / 橋本孝之&sara) +ギャラリーノマルにより生まれた、アートファン、音楽ファン、アーティスト、ギャラリーのコラボレーションによって成立する、継続的なプロジェクト。
亜鉛メッキ鋼鈑で作られた OBAKETSU (オバケツ)と藤本選曲の“オンチなオルゴール”を組み合わせた音の鳴るアート作品ZBO (Zinc Buckets Orchestra)の所有者が団員となるオーケストラ。アート×サウンドの実験的なワークショップやコンサート活動を行っている。

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2016年3月5日(土)芦屋市立美術博物館
藤本由紀夫+ZBOオーケストラ演奏(15名参加)