プロジェクト概要|Outline

木村秀樹-70年代の鮮烈なデビューから現在・未来に至る仕事。
現代版画を“超俯瞰”する計7回、4年間にわたるプロジェクト、
“Hideki Kimura: Project Periods 2015-2018”

20代の頃から国際的な版画展に出品し多くの賞を受賞、国際的に高い評価を獲得している、日本を代表する画家・版画家、木村秀樹。
特に70年代に制作された作品群は国内の主要美術館に収蔵されており、ご覧になられた方も多いと思います。

ギャラリーノマルでは実に13年振りとなる2015年8月の個展を皮切りに、4年をかけて計7回の会期(Period)で開催するプロジェクト“Hideki Kimura: Project Periods 2015-2018”を始動。
このプロジェクトは、時代を越えてなお色褪せることのない魅力を放ち続ける70年代初期の作品から最新作までを、系統立て俯瞰的にご覧いただくことで、木村の思索の遍歴をたどり、その魅力に迫る試みとなります。

毎回、版画の新たな可能性を提示する新作を発表!

今回のプロジェクトでは、作品全体の中から10のシリーズを選び、当時と同様ないしは類似のポジ/版を用いて、木村の現在の視点からの新作シルクスクリーン作品を各ピリオドごとに制作、旧作と併せて展示します。10枚の新作版画作品は、最終回の会期時に1冊のポートフォリオとして出版します。

なお、今回のプロジェクトでは、木村を古くから知る中谷至宏氏(京都市美術館学芸員)に4年間、各回でナビケートをご担当いただき、客観的な視点からも木村の仕事の本質を探ります。

キャリアを重ね、なお新たな試みに果敢にチャレンジし続ける木村秀樹。
懐古ではなく、未来を見据えたプロジェクト“Hideki Kimura: Project Periods 2015-2018”に、
ぜひともご注目ください。

「Chestnut St. House 3」 1989

プロジェクトスケジュール|Schedule ※いずれもギャラリーノマルで開催
2015年8月の個展「Period 1: Pencil / Frosted Glass」を皮切りに、
作品シリーズごとに計7回の会期 (Period)に分けて、4年間に渡り開催するプロジェクトとなります。

2015

Period 1: Pencil / Frosted Glass ※ 終了致しました

8月22日(土) - 9月5日(土)
関連イベント:8月22日(土) 木村秀樹×中谷至宏 トーク

Period 2: Waterbird / Tulip ※ 終了致しました

9月12日(土) - 9月26日(土)
関連イベント:9月19日(土) 3組の前衛音楽Duoによるライブ
関連イベント:9月25日(金) 完全アコースティックでのDuoライブ

2016

Period 3: Fragments ※ 終了致しました

8月6日(土) - 8月27日(土)
関連イベント:8月6日(土) 木村秀樹×中谷至宏×出原司 トーク
関連イベント:8月27日(土) ピアノDuoコンサート "Fragments" 

Period 4: Chestnut Park / Pool ※終了致しました

12月3日(土) - 12月24日(土)
オープニングパーティー:12月3日(土) 17:00 - 無料


2017

Period 5: Misty Dutch ※ 終了致しました

8月19日(土) - 9月16日(土)
関連イベント:8月19日(土) 木村秀樹×中谷至宏トーク
関連イベント:9月16日(土) 音楽ライブ "Misty" 

Period 6: Squeegeeing ※ 終了致しました

12月9日(土) - 12月28日(木)
ギャラリー・トーク:12月9日(土) 18:00 - 無料


2018

Period 7: Charcoal / Future ※ 終了致しました

2月24日(土) - 3月24日(土)
ギャラリー・トーク:2月24日(土) 18:00 - 無料
関連イベント:3月24日(土) 18:00 - Project Periodsシンポジウム
 参加費/ ¥1,000. [Project Periodsコンセプトブック(作家サイン入り)付]
 トーク/ 木村秀樹 × 中谷至宏 x 三脇康生


「Pool Side 3」 1992

























コメント|Comment
1972年から現在に至る制作の展開を、7回の展覧会を通じて紹介します。
私のこれまでの制作は、いくつかのシリーズの連続体/集合体と見なす事ができるかもしれません。
“Periods”は、それ等のシリーズを、時系列に則して、合理的/回顧的に紹介する事を目指しますが、
その事は逆に、各シリーズ間に、技法的、素材的、内容的、時間的な、浸潤、交錯、反復といった、
分節化不可能性を再認識させる事になると想像しています。
制作遍歴の中に、別の違和を発見し、新たな展開に繋げる事、これが“Periods”に託した木村の課題です。

These series of seven exhibitions of my works, Periods, introduces you to the developmental phases through which I have been producing my works since 1972. These exhibitions will, I hope, invoke the radical change of the way you see my works at each period; while introduced chronologically — in a retrospective, not speculative, manner, they are at the same time experienced in technical, material, subjective and chronological aspects as inarticulate, precisely because these aspects are repeated, and interwoven or permeated with one another. To discover another kind of differentiation in my career of producing works of art, contributing it toward the new sort of development — this may constitute the challenge that I’d like to assign myself to face through Periods.

木村秀樹 Hideki Kimura

「新測定」 中谷至宏, 2015


自ら制作した過去の作品を自身の手で再制作すること。美術においては、オリジナリティーを保証するため、原則として原作が滅失した場合に限られ、また時間の隔たりによって、もとより素材も制作者の目と手も同一ではありえないにもかかわらず、可能な限り原作との同一性を求めて忠実な再現が目指されてきた。
だが唯一なオブジェクトのみに作品の固有性を見定めようとする近代的な作品概念に対し、近年の作品概念の多様化によって、作品の構成要素となるオブジェクトの固有性は担保しながらも、発表の度ごとに新たな作品として提示され、受け止められるような事態が常識化してきた。ここでは原作と再制作という対置は無効となり、場所や機会が異なれば、構成要素が同一であっても常に新作と呼ぶことに違和感がなくなってきたようである。オブジェクトとしての固有性よりも発表という振る舞いに作品の同一性を求めるという方向性は、作品に要素として身体表現が含まれているか否かを別にして、限りなく作品発表をパフォーマンスとして認識することにつながっている。
言うまでもなく新作の発表は、作者のディレクションが可能なこと、つまり作者が現役であることが必須である。木村秀樹はまさに現役の作家として、新たな振る舞いを開始した。しかしそれは、新たな状況下で提示することによる新作ではなく、過去の自作の再制作を伴った新作の追及である。手元に残されていたフィルムをもとに、再現あるいはリミックスを基盤としつつ新たな布置と改変を施した再編集を試みる。この振る舞いを可能にしたのは版画というメディアの特性に違いないが、同時に方眼紙に刷られたPencilのシリーズが象徴するように、木村のイメージに対するアプローチに一貫する、距離の測定/再測定という態度が導いたもののようにも思える。
木村の自作の新作化は、過去を現在に引き寄せるというベクトルに留まらない。タイトルに’Periods’ と付けられているように、過去の時間に特定の区切りを設定して、むしろ現在をそれぞれのPeriodに投げ返すことを通して、自らの位置を再測定しようとしているかのようでもある。以後4年に亘る木村秀樹の新たな振る舞いに目が離せない。

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「断片の咆哮」 中谷至宏, 2016


木村秀樹は京都市立美術大学3回生の時、制作展に«Mへの手紙、あるいは限界としての3時30分≫を出品した。長方形の合板に三角形の板を立てて日時計を作り、3時30分の時の影を描いておく。すると実際の日光の影は、1日の内に徐々に描かれた影の形に近付き、一度だけぴったりと重なり、また徐々に形を変えてゆく。時間に委ねられた実体と現象との出会い。これは木村作品の基盤を成す、像の「半透明性」への端緒であると同時に、現在進行中の”Periods”プロジェクトが持つ「半透明」な自己言及性の予言であったと思えなくもない。
木村の自作への新たな測定行為は今回で3つ目の局面を迎えた。「Pencil」、「Water bird」とくれば、次は「A Lion in Winter」かと思いきや、タイトルは「Fragments」。シリーズ名ではなく、思考概念が持ち込まれた。思えば今回対象の1984年~88年の時期には「A Lion in Winter」に代表されるような描写対象を指示せず、生み出されたイメージと曖昧な関係を持つ語句を用いた作品タイトルの割合が増したように感じる。木村は、「断片とは、日常的な(通常の)関係から、ランダムに切り離された、事物あるいはイメージ」と定義する。その際、関係からの切断を、切断自体が意味を成すシュルレアリスムのデペイズマンでもなく、断片の積層自体を方法化するアッサンブラージュでもない「断片」自体の強度に導く構造化を課題としたと言う。この時、刷られたイメージとタイトルの語句の関係、さらには「ライオン」と「冬」や、「梯子」と「男」などタイトル内の断片としての語相互の関係は、偶然の出会いでも隠喩の多層化でもなく、必然的な無関係として、断片の強靭化に寄与しているようにも思える。
またこの時期で特筆すべきは、支持体が紙ではなく、キャンバスで、長辺が2メートルを超えるサイズを持ったものが登場し、さらにはエディションのない1点ものの作品が登場したことである。これは、新たな「絵画」の提示であり、従前の「版画」概念への疑義であり、再定義であることは言うまでもなく、1988年のMAXI GRAPHICAの旗揚げに直結するものである。この営為は、木村のプロデューサー、政治家、活動家としての振る舞いの表面化でもあるだろう。言葉や活動を含めて、30年前の木村秀樹に、現在の木村秀樹がどのような影を重ねるのかに注目したい。


[ 中谷至宏 Yoshihiro Nakatani (京都市美術館 学芸員) / 「木村秀樹: Project Periods 2015-2018」ナビゲーター ]
1987年より京都市美術館と二条城に学芸員として勤務。専門は近現代美術史、美術館論、美術館史。「Parasophia: 京都国際現代芸術祭2015」キュレーター。
1989年、「版から/版へ -京都1989-」展を企画し、木村秀樹をはじめとする17名の版表現を展示。

作家略歴|Biography

木村秀樹

1948京都市に生まれる
1974京都市立芸術大学西洋画科専攻科修了
1988MAXI GRAPHICA 設立
 文化庁派遣在外研修員として米国(ペンシルバニア大学美術学部大学院)に留学 (〜’89)
1998京都市立芸術大学 教授 (〜’14)
2004ispa JAPAN 2004 国際版画シンポジウム実行委員長
2008大学版画学会 会長 (〜’09)

主な展覧会歴・受賞歴

1974「第9回東京国際版画ビエンナーレ」 東京国立近代美術館 / 京都国立近代美術館
 ※京都国立近代美術館賞受賞
1976「第5回英国国際版画ビエンナーレ」 ブラッドフォード, イギリス ※買上賞受賞
1978「第7回クラコウ国際版画ビエンナーレ」 クラコウ, ポーランド
1980「日本現代版画アメリカ展 「21人の版画家展」 」 クリーブランド美術館, オハイオ, アメリカ
1982「ビルバオ国際グラフィックアート展」 ビルバオ, スペイン ※第2席受賞
1983「今日の作家シリーズ-木村秀樹近作展 -水鳥は-」」 大阪府立現代美術センター (個展)
1986「第9回英国国際版画ビエンナーレ」 ブラッドフォード, イギリス
 ※国立ウェストミンスター銀行賞受賞
1987「第2回和歌山版画ビエンナーレ」 和歌山県立近代美術館 ※大賞受賞
1988「MAXI GRAPHICA」 京都市美術館
1989「ユーロパリア ジャパン 現代日本美術展」 ベルギー王国ナミュール市立文化センター,
 ベルギー
1992公益信託タカシマヤ文化基金 新鋭作家奨励賞受賞
1995「戦後文化の軌跡」 目黒区美術館, 東京
1999「半透明」 京都市美術館 (個展)
2000「写真と美術の対話」 東京国立近代美術館フィルムセンター, 東京
2001「EXTENSION / MAXI GRAPHICA」 京都市美術館
2002「現代・版 展」 芸術の森美術館, 札幌
 「Translucency 2nd」 ノマルエディション/プロジェクトスペース, 大阪 (個展)
2004「HANGA 東西交流の波」 東京芸術大学大学美術館, 東京
2006「表面の意志」 京都市美術館
2008「MAXI GRAPHICA/Final Destinations」 京都市美術館
 財団法人中信美術奨励基金 京都美術文化賞受賞
2009京都府文化賞 功労賞受賞
 「第21回京都美術文化賞 受賞記念展」 京都文化博物館
2010イムラ・アートギャラリー, 京都 (個展)
2011イムラ・アートギャラリー東京 (個展)
2012「Redefining the Multiple-13 Japanese Printmakers」 テネシー大学付属Ewing Gallery 他
 全米各地を巡回 (〜’ 15)
2014「Charcoal」 京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA, 京都 (個展)
 「木村秀樹のいない木村秀樹展 Layering」 ギャラリーノマル, 大阪
2015「半透明の皮膜による絵画」イムラ・アートギャラリー, 京都 (個展)
 「木村秀樹 Period 1 : Pencil / Frosted Glass」 ギャラリーノマル, 大阪 (個展)
 「木村秀樹 Period 2 : Pencil / Frosted Glass」 ギャラリーノマル, 大阪 (個展)
2016「Misty」Galerie Grand Siècle,  台北,  台湾 (個展)
 「木村秀樹 Period 3 : Fragments」 ギャラリーノマル, 大阪 (個展)
 「木村秀樹 Period 4 : Chestnut Park / Pool」 ギャラリーノマル, 大阪 (個展)
2017「現代版画の展開」和歌山県立近代美術館
 「木村秀樹 Period 5 : Misty Dutch」 ギャラリーノマル, 大阪 (個展)

その他の活動

2000自作の展開について発表 「Y2K国際版画シンポジウム」 台北, 台湾
2001ミスティダッチシリーズについて発表 「Crossing Boundaries East-West Symposium in
 Print Art」 ポートランド, アメリカ
2004「ispa JAPAN 2004」 国際版画シンポジウム実行委員長, 町田市立国際版画美術館 /
 東京芸術大学
2007Visiting Artistとして、レクチャーと現地制作, University of Calgary, カナダ
 「関西現代版画史」編集委員 「MAXI GRAPHICA 版画という謎」執筆
2010「版画とコンピュータ」レクチャー 「The Futurity of Contemporary Printmaking」
 シンポジウム, 國立台湾師範大学
2011「井田照一の版画展(京都国立近代美術館)カタログ」執筆
 PATinKyoto・京都版画トリエンナーレ, アドヴァイザー
2012Sam Yatesと共同企画 「Redefining the Multiple」 E-wing Gallery, The University of Tennessee
2013「阿波紙と版表現展2013」キュレーター
2016“第2回 PATinKyoto・京都版画トリエンナーレ2016”実行委員会 委員長

主なパブリック・コレクション

京都国立近代美術館 / 東京国立近代美術館 / 京都市美術館 / 京都市立芸術大学 / 和歌山県立近代美術館
徳島県立近代美術館 / 兵庫県立近代美術館 / 富山県立近代美術館 / 滋賀県立近代美術館
国立国際美術館, 大阪 / 町田市立国際版画美術館, 東京
ブラッドフォード市立美術館、博物館, ウエストヨークシャー, イギリス
大英博物館, ロンドン, イギリス / フィラデルフィア美術館, アメリカ
カルガリー大学付属ニックル美術館, カナダ / 國立台湾師範大学, 台北, 台湾

「Pencil 2-17」 1974


「When the Two Become Waterbirds」 1983 撮影 : 木村浩


「Delta, Frostedgrass, Cellophanetape 1」 1977


「A Lion in Winter」 1986


「Ladder Man」 1987


「Iris 1」 1987


「Misty Dutch 18」 1998


「Charcoal / Marine House」 2014

関連イベント|Event

Period 1_1. 「Period 1: Pencil / Frosted Glass」 オープニングイベント

木村秀樹×中谷至宏(美術館学芸員)によるトーク ※ 終了致しました

2015年8月22日(土) 18:00-, 無料
*19:00-よりオープニングパーティを予定しています。

Period 2_1. 3組の前衛音楽Duoによるライブ

"Various Meansー曖昧の海にただよう音" ※ 終了致しました

2015年9月19日(土), open 19:00, start 19:30-, charge: ¥2,000.-
出演: 磯端伸一+薬子尚子, Sarry (821 & Fujiyuki), .es (ドットエス:橋本孝之 & sara)

Period 2_2. 完全アコースティックでのDuoライブ

Improvisation Meeting #4 Maresuke × sara ※ 終了致しました
Duo Live at Gallery Nomart

2015年9月25日(金), open 19:00, start 19:30-, charge: ¥2,000.-
出演: Maresuke [Contrabass / Contracello], sara (.es) [Piano]

Period 3_1. 「Period 3: Fragments」 オープニングイベント

木村秀樹×中谷至宏(京都市美術館学芸員)×出原司(美術家)によるトーク
※ 終了致しました

2016年8月6日(土) 17:00 - 無料
*トーク終了後、オープニングパーティを予定しています。

Period 3_2. 展覧会最終日、ピアノDuoコンサート

"Fragments"  ※ 終了致しました

2016年8月27日(土) open 19:00, start 19:30 - , charge : ¥1,500.-
出演: Hada Benedito Mateo (from Berlin) x sara (.es ドットエス)
Special Guest : 山路敦司 (作曲家, 音楽デザイナー/ piano), 橋本孝之 (.es ドットエス / sax)

Period 5_1. 「Period 5: Misty Dutch」 オープニングイベント

木村秀樹×中谷至宏(京都市美術館学芸員)によるトーク ※ 終了致しました

2017年8月19日(土) 17:30 -, 無料
*トーク終了後、オープニングパーティを行ないます。

Period 5_2. 展覧会最終日、音楽ライブ

"Misty"  ※ 終了致しました

2017年9月16日(土) open 19:00, start 19:30 - , charge : ¥2,000.-
出演: 山路敦司 (作曲家 / 音楽デザイナー / 研究者), .es (ドットエス : 橋本孝之 & sara)

Period 7. 「Period 7: Chacoal / Future」 クロージング・イベント:Project Periodsシンポジウム

木村秀樹×中谷至宏(京都市美術館)×三脇康生(精神科医/美術批評家)によるトーク
※ 終了致しました

2018年3月24日(土) 18:00 -, 参加費:¥1,000. [Project Periodsコンセプトブック(サイン入り)付]
お問い合わせ・アクセス|Contact / Access

ギャラリーノマル

〒536-0022 大阪市城東区永田3-5-22
tel : 06-6964-2323 fax : 06-6967-3042
E-mail: info(at)nomart.co.jp(担当:山田、井上)

Gallery Nomart

3-5-22,Nagata,Joto-ku,Osaka,536-0022 Japan
tel : +81(0)6-6964-2323 fax : +81(0)6-6967-3042
E-mail: info(at)nomart.co.jp

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